ニキビのできる原因とは?
ニキビは、睡眠不足や栄養不足、ストレスなどが重なったときにできやすく、頬や口もとなど目立つところにポツンとできやすいのも特徴です。
ここでは、ニキビの発生に関する3つの要素、ニキビが発生する原因について、ご紹介します。
皮脂の過剰な分泌
皮脂を分泌している皮脂腺は、毛穴に向かって開口しており、皮脂は毛穴を通って角層の表面へと広がるというしくみです。
皮脂の分泌量は気温が上昇したときなどにも増えますが、糖分や脂肪分の多い食生活、思春期などでも増えてしまうことがあります。
増えた皮脂が毛穴につまることで、ニキビが発生しやすくなります。
毛穴のつまり(角化異常)
肌の外側にある角層部分が、なにかしらの原因で厚くなることを「角化異常」と言います。
厚くなった角層が皮脂の出口である毛穴をふさいでしまい、皮脂や肌の老廃物がつまることでニキビが発生してしまいます。
睡眠不足や疲労など生活習慣の乱れや、肌の乾燥、紫外線による刺激などで肌のターンオーバーが乱れると、角化異常を起こしやすくなるので注意が必要です。
アクネ菌の増殖
私たちの皮膚表面や毛穴の中には、常にさまざまな細菌(常在菌)がいます。
アクネ菌もその一種です。
普段は肌を弱酸性に保つなど、肌を守る働きをしているアクネ菌ですが、毛穴がつまって酸素が少なく、皮脂など、栄養の多い環境になることで過剰に増殖し、炎症を引き起こして赤ニキビを発生させます。
目立つところにできやすいニキビには、対策が必須ですね…