美容と睡眠の関連性
あなたは十分な睡眠がとれていますか?
実は、日本人の5人に1人が、満足にとれていないと感じているそうです。
昔から、睡眠不足はお肌の大敵といわれています。
そこで今回は、ちょっと気になる美容と睡眠の関係性についてのお話です。
睡眠中に分泌されるホルモン
ホルモンと聞くと、男性ホルモンや女性ホルモンが思い浮かぶと思いますが、人間の体内には100種類以上ものホルモンがあるといわれています。
そのうち、美肌を保つために重要なホルモンのひとつが、成長ホルモンです。
成長ホルモンは身長を伸ばし、子どもの成長には欠かせないホルモンで、眠りについてから2~3時間の間に分泌されます。
では、大人はもう身長も伸びることもないので、不必要なのでは?と思われがちですが、成長ホルモンには、細胞の修復や疲労回復といった重要な働きもあります。
お肌の細胞分裂や再生は、成長ホルモンによって促進されます。
そのため、肌を生まれ変わらせ美肌を保つためにも、成長ホルモンの分泌、すなわち、睡眠をとることは、とても重要です。
睡眠不足はダイエットにも悪影響
睡眠不足は肥満の原因にもなるという恐ろしいデータもあります。
眠りは、浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)を交互に繰り返しているのですが、深い睡眠が減少してしまうと、肥満の発症につながるそうです。
また、睡眠不足の状態では、食欲を刺激するホルモンが増加し、過食につながるという研究もあります。
健康的な体形を維持するためにも、質の高い睡眠を心がけたいところですね。
就寝予定の数時間前にはカフェインの摂取を避けるなど、美容のためにも快適な睡眠をとれるように心がけましょう♪