マウスピース矯正が人気な理由とは?
歯の矯正をお考えの方の、ほとんどの方が興味をもっておられるであろうマウスピース矯正。
この記事では、何故これほどマウスピース矯正装置に人気が集まっているのかご説明します。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正について
現在、矯正装置の中ではマウスピース矯正が人気ナンバーワンといわれています。
数年前まで、一般的な矯正方法は、歯にブラケットを貼り付けワイヤーを通すという方法でした。
ワイヤー矯正は熟練した矯正医にとっては、自由自在に歯を動かすことの出来る、優れた治療法です。
ワイヤーが他人から見えるのが嫌な方の場合は、歯の裏側にブラケットとワイヤーをつける裏側矯正と呼ばれる方法もあります。
しかし欧米では、矯正治療をすることは育ちが良い証拠となるため、装置が他人から見えるのはむしろ誇らしく、隠す必要性が全くありませんでした。
一方、日本では、なるべく目立たない矯正装置を希望される方が多かったため、マウスピース矯正が登場すると、徐々に人気が出始め、今に至ります。
マウスピース矯正が登場して数年間は、部分矯正のような軽度の不正咬合しか治療出来ないというのが、矯正医の共通認識でした。
しかし、マウスピースの素材や、製作するためのソフトやハードに様々な工夫が加えられた結果、現在では様々な症例に対応できるインビザラインという名前のマウスピースと、軽度な不正咬合を専門に治療するタイプのマウスピースが存在します。
マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正が人気の理由は、自分でいつでも取り外しができるという点です。
マウスピース矯正では、1日に22時間程度はめていなければならない等の制約がありますが、食事の時は外しても問題ないため、食事は普段通りに楽しめます。
マウスピース矯正には目立たないというメリットもありますね。
装置をつけていても接近してじっくり見ないと他人にはわかりません。
このように自分で取り外しができ、あまり目立たない矯正装置で、周囲の人が気づかない間に歯並びが綺麗になっていくというのが、マウスピース矯正のメリットですね。